ここ稲荷山開運本舗は天神橋4丁目にあります、
大阪天満宮を中心に栄えた典型的な寺社町です。

戦後の道路や公共工事の影響で神社やお寺が移転したり、
敷地が大幅に縮小されてしまったケースが多く見受けられます。
でも氏子さんや有志のご尽力で小さくとも都心のど真ん中で愛されている鎮守さまが大阪には結構あるんですよ。
例えば写真の祠は大阪駅前第2ビルの３階にある「徳兵衛大明神」です。
ご利益があるらしくてちゃんとした奉賛会があり、秋には大祭もあるんですよ。

稲荷山開運本舗の斜め向かいにも「錦地蔵尊」があります。
ある方が所有していた山の中から出てきたお地蔵さんだそうです。
いつも町会の保存会の方によって綺麗に掃除されています。

心ある人がいつの時代にもいて小さな祠を守り続けているんですね。
そこには昔から変わらぬ”祈り”があり神仏との”対話”があります。
都会の真ん中の鎮守でありオアシスでしょうか。
どんな高層ビルが建って街が整然と美しくなっても
こういう癒しの空間はいついつまでも守り続けて欲しいですね！